2013年11月18日(月) ① 16:30~18:00 ② 18:00~19:30
2013年11月19日(火) ① 11:00~12:30 ② 13:30~15:00
上記 各回とも定員25名
TAU3階イベントスペース,2階 熊野筆セレクトショップ銀座店
広島県熊野町 (企画協力/(一財)筆の里振興事業団,熊野筆事業協同組合)
・希少で手に入りにくい珍筆や,昔の技法で作られた筆,高級羊毛筆などの書筆,日本画筆など厳選した150種類の多種様々な筆を用意し,熊野筆の書き心地を自由に体験(試筆)。
・日本の伝統的工芸品である文房四宝の「雄勝硯(宮城県石巻市),墨(三重県鈴鹿市),紙(鳥取県鳥取市)」を試用体験。
画像上から、ほうき刷毛、七面鳥白鳥上毛、軍鶏、五三竹です。
普段見ることのない,伝統工芸士による筆づくり実演を通じて,筆づくりの技を紹介
オリジナル新商品発表 と 熊野筆セレクトショップ化粧筆 体験(300種類)
《期間限定》 11月19日(火)11:00~17:00
《場所》 TAU2階 熊野筆セレクトショップ銀座店
熊野町観光大使 ふでりんによるお出迎え(Facebook登録者にふでりんグッズプレゼント)
伝統工芸士作の熊野筆を特別価格で販売
無 料 (事前の申込みがあった方には,熊野筆(書簡用)を1本プレゼント)
広島県熊野町総務部商工観光課
TEL:082-820-5602,FAX:082-854-8009,e-mail:kanko@town.kumano.hiroshima.jp
広島県安芸郡熊野町は、四方を山々に囲まれた小さな高原盆地です。人口約2.6万人のうち1,500人が筆司という筆づくりの町です。
江戸時代末期ごろ、農閑期を利用して、奈良地方から筆や墨を仕入れ、それを売りさばいていたことがきっかけとなり、筆と熊野の結びつきが生まれました。さらに,広島藩の工芸推奨により、全国に筆、墨の販売先が広がり、本格的に筆づくりの技術習得を目指すことになりました。その先駆者となったのが、当時筆づくりが進んでいた、奈良や兵庫県有馬に派遣されたり、地元に招いた筆づくり職人に、技術を習った若い村人達でした。
その後、村民の熱意と努力により筆づくりの技が根づき、学校教育の中で筆が使われるようになり、生産量が大きく増加しました。習字教育の廃止により毛筆の生産量が落ち込んだ時期もありましたが、画筆や化粧筆の生産も始まり、昭和50年には広島県で始めて通商産業大臣により伝統的工芸品に指定を受けました。現在では、毛筆、画筆、化粧筆のいずれも全国生産の80%以上を占めるまでに発展。
熊野の筆づくりは、今もなお親から子供へ子供から孫へと引き継がれています。