更新日:2021年09月13日
中国地方のほぼ中央に位置する三次市は、中国山地から流れ出る渓流や数々の滝、清らかな川が三次盆地に集まり、山と川が織りなす大自然のパノラマが広がっています。
桜をはじめ色とりどりの花が咲き、心癒す里山の景観や自然とのふれあいが満喫できます。
古代からの営み、戦国の乱世、そして城下町、瀬戸内と日本海を結ぶ交流の町として栄えてきた三次。
2015年3月には、広島県尾道市と島根県松江市を結ぶ中国横断自動車道尾道松江線(中国やまなみ街道)が全線開通し、三次市へのアクセスがたいへん便利になりました。
さまざまな歴史ドラマが繰り広げられ、数多くの歴史遺産・文化遺産に恵まれた、いにしえの香り漂うまちです。
四方を山々に囲まれ、江の川・西城川・馬洗川の3本の川が巴に織りなす三次盆地には、秋から早春にかけて、晴れた日の早朝から霧が立ちこめ、「霧の海」を見ることができます。
【霧の海(高谷山)】
【常清滝 日本の滝百選】
また、毎年6月1日から9月10日まで馬洗川で行われている三次の鵜飼は、約450年の歴史を誇る夏の夜を彩る風物詩です。
中心市街地の三次町は、大正や明治時代の雰囲気を残す店舗があちこちに軒を連ね、交通の要所として栄えた往時の面影を伝えています。
この三次町に2019年4月、日本初の妖怪博物館が誕生しました。湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)では、江戸時代の三次町が舞台となった妖怪物語≪
館内には、描いた妖怪がスクリーンで動き出す、インタラクティブな作品を体験しながら学べる空間、「チームラボ 妖怪遊園地」も常設。妖怪の存在をより身近に、面白く感じることができます。
【三次の鵜飼】
【湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)】
豊かな水と穏やかな気候に育まれて生まれた自然味あふれる食材、三次でしか味わえない、全国に誇る味自慢がいっぱいです。
「広島三次ワイナリー」は、専用ぶどう園で栽培したぶどうを使ったさまざまな三次のワインを試飲できる西日本最大級のワインセラーを備えた本格ワイン工場です。広島和牛とワインが楽しめるバーベキューガーデンや喫茶店があり、季節のイベントも盛りだくさん。
清流が育む品格あふれる日本ワインとして、豊かな自然のサーキュレーションから生まれるワインを「TOMOÉ」と名付けました。
ワイナリーのすぐそばにある「トレッタみよし」では、地域の特産品の販売以外にも、新鮮食材のレストランや調理体験工房など、三次の新たな魅力と出会うことができます。
【広島三次ワイナリー TOMOÉ館】
【トレッタみよし】